黒羽の杜

生まれも育ちも全く関係のない北関東に落ち延びた、とある漢の趣味のBlogです。

ぐりーんえっぐ。

こんばんは。

タランドゥスの産卵セットも解体してみました。

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♀47mmを使ったセットの様子です。

♀は材に穿孔した後、自分がすっぽり収まる程度のスペースを設け、
その周囲を削って産卵しては埋めを繰り返すようです。
1個卵を見つけたら、その周囲の削りカスを慎重に取り除いていくと、
まとまって回収できます。

一連の産卵行動は3週間ほどで終了し、その後♀は坑道の入口の方へ頭を向け、
まるで産座への侵入者を阻み、卵を守るようにしてじっとしています。

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無添加微粒子マット(フォーテックの産卵一番)の上に並べました。
このまま表面で孵化させると、潜り込めず死亡することが多いので、
卵で回収した場合は、マットに穴をあけて中へ卵を落とし込むようにしましょう。

今回は15個の有精卵の回収に成功しました。

もう1匹の♀(50mm)に関しては無精卵しか得られませんでした。
同じくらいの数、腐った卵が出てきたため、掛かりが甘かったのでしょう。

そのうち、再セットしてみます。