黒羽の杜

生まれも育ちも全く関係のない北関東に落ち延びた、とある漢の趣味のBlogです。

流行りの大型・極太ではないけれど...

こんばんは。

現状、ヘラクレスも原名亜種に限り、細々と累代しています。
かつてはドミニカ国産のものもいましたが、残念ながら絶えてしまいました。

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ドミニカ産の最後を飾った個体(148mmほど)
良い個体でしたが、掛けた♀が産んだ卵が孵ることはありませんでした。

 

現在管理しているラインの親♂画像に関しては、
羽化時期を合わせる目的で随分と小さな個体になってしまったため残っていません。

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グアドループ産 WF8
現在管理中のWF9世代の親♀です。

このラインですが、最後に入ってきた野外品の直系の子孫と聞いています。
「混じり気のない個体」として、
もっと累代の進んだものを今も維持しているショップがありますね。

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昨年冬、採卵したものの一部です。
今年の1月、丁度孵化した個体がいたので撮影しました。

続けるにはやはり、ある程度の数を手元に残しておくのが重要だと感じています。
現にWF8世代では、2匹目の♂を掛けるまで無精卵が連発しました。

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♂その1(63.8g)

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♂その2(67.9g)

どちらの個体も今年7月に撮影しました。
同腹♀含め高添加のマットを与えることはせず、
優しい仕上がりのマットでじっくり育成しています。

数が少ないのでペア飼育に加え、♀の単独飼育ケースは飼育部屋より低温で管理し、
羽化ズレを可能な限り抑える方法をとっています。

インラインでどこまでいけるのか、という挑戦に加え、
個人的に気になる他血統とのアウトブリードにも着手していきます。