黒羽の杜

生まれも育ちも全く関係のない北関東に落ち延びた、とある漢の趣味のBlogです。

~掘削工事~

こんばんは。

27日のことですが、タランドゥスのセットを組んでみました。
これまで植菌カワラ材、カワラブロックを使っていましたが、
どちらも芳しくありませんでした。
植菌カワラ材は売っているものがいつ仕込まれたものかわからず、
茸(子実体)も伸びないため、求める堅さになるまでの熟成が難しいです。
ブロックは詰まりが甘く、壊してばかりという感じでした。

そのため、前回ご紹介した通り、カワラボトルと植菌レイシ材を用意しました。
今回は植菌レイシ材からスタートします。

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茸が2-3cmほど伸びました。

購入後ブリードルームに置いてあったものです。
開封したところこんな感じでした。

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2本結着しているのを丁寧に(樹皮をベロッと剥がないように)剝離。
木口(材の切断面)の被膜を片側だけ剥がし、ステーキナイフでぐりぐり。

材はジューシーで、♀が隠れられる程度の誘導孔を掘るのも簡単でした。
流石は微創研の植菌材...目立つ芯もありません。

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誘導孔に♀を投入!

デジケースHR-2に、無加水の白樺チップを少量敷き、
♀を潜らせた材を入れました。
ケースは材を入れて多少の余裕があるくらいのサイズが丁度良いです。

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2♀ともこんな感じに...

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こうして出てくることもなく、掘削工事が始まればOK!

ここから2-3週間で産卵は終わり、
♀を取り出して次のセットへ...という流れになります。
もう1袋ある植菌材が尽きれば、今度はいい感じに熟成されたボトルが待っています。